美味しい街くまもとプロジェクト 飲食店編 Vol.15

 創業50年の老舗「うなぎの柳川」の名物『ひつまぶし』。せっかく食べるなら“特上”で! 1尾200g以上ある九州産特大うなぎが贅沢にずっしり。上”と比べて“特上”は、うなぎの量だけでなく、うなぎ自体の格も段違い、脂の乗った旨さ&肉厚さに大満足です。

実食コメント
 パリッと香ばしい皮目に極厚の身。①そのまま ②わさびやネギなどの薬味 ③出汁をかけてお茶漬け風に…と、ひつまぶしならではの多彩な食べ方で、味わいが何倍にも広がります。〆の出汁は、鰹と昆布から丁寧にとったもの。最後は熱い出汁をさらりとかけて、さらさらと喉へ。箸が止まらず完食!

 香ばしく焼き上げたうなぎを、特製のタレとともにご飯にたっぷりのせた一杯。シンプルながら奥深く、うなぎ本来の旨みと秘伝のタレの調和が際立ちます。この店の実力を知るには欠かせない看板メニューです。

実食コメント
 香ばしい香りに誘われて口に運ぶ至福。通常、熊本のうなぎのタレは、他県の人からすると「かなり甘め」と言われることが多いのですが、ここのは香ばしく甘すぎず、うなぎ自体の味を邪魔しない。他県のファンが多いのもうなずけます。お店の人に頼めば、タレは追加できます。

 九州・柳川地方の郷土料理「せいろ蒸し」。蒲焼きをタレを絡めたご飯にのせ、さらに蒸し上げることで、うなぎの旨みがご飯にしっかりと染み込み、全体がふっくら仕上がります。ひつまぶしやうな丼とはまた違う、“蒸し”ならではの味わいが魅力です。

実食コメント
 タレとうなぎの旨味が染みわたったご飯は、一粒も残したくないほどおいしい…。蒸すことで生まれる優しい温かな味わいは、幅広い年齢層に指示されています。

店に足を踏み入れると、香ばしく焼けたうなぎの匂いがふわりと漂い、それだけでお腹が鳴りそうになります。
「先代が築いた味と信頼があったからこそ、今の柳川があります。ありがたいことに“良いお店だ”とお客様に言っていただけるのも、受け継いだものがあるから。自分はまだまだですが、その流れを大切に守り続けたいと思っています」と三代目・仲米起也さん。

看板メニューのひつまぶしは、一尾200gを超える特大うなぎをご飯350gにのせた豪快な一杯。にもかかわらず、「ご年配のお客様もぺろりと完食されます。食べ方が色々あるので、最後まで楽しめるんです」とのこと。

受け継がれる技と日々の挑戦

仕入れるのは九州産の活うなぎ。多い日には本店だけで600匹を捌きます。1匹にかかる時間はわずか30秒ほどですが、「その後の焼き加減やタレの付け方は感覚の世界。一本一本が違うので、少しも目が離せません」と笑顔ながらも職人の厳しさをにじませます。

一緒に店を支えるのは、10年以上ここで働くベテランスタッフたち。常連や高齢のお客様から「変わらない味」と信頼されるのは、この支えがあるからこそ。三代目は新たに平成店(兼冷凍うなぎ製造工場)を立ち上げ、一昨年からは冷凍食品の開発にも挑戦。熊本で磨かれてきた味を全国へ―その思いを胸に、未来に向けた挑戦は続きます。

プロフィール:仲米 起也(なかよね たつや)1983年生まれ。調理専門学校で学んだ技術を活かし、熊本のホテルや飲食店で多彩な料理を経験。8年前に店を継ぎ、一尾ごとに焼き加減を見極める職人技で老舗の味を守る。近年は冷凍食品の開発にも力を注ぎ、全国に柳川の味を届けている。
受け継がれる秘伝のタレは、うなぎの骨と頭を香ばしく焼いて取った出汁が旨みの核。奥行きのある味わいが焼きたてのうなぎに絡み、より旨さを際立てます。

・骨せんべい 1袋400円
塩加減とポリポリ食感がやみつき。天然のおやつ&おつまみに最適。カルシウムもたっぷり。

【一品料理】
・う巻き(2切れ)…500円
・肝焼き(1串)…300円
・白焼(1人前)…2500円
・蒲焼(1尾)…3500円
・ちゃわん蒸し…500円

歴史を感じさせる風格ある外観
木の温もり漂う落ち着いた1階席と、窓から差し込む光で明るい雰囲気の2階席も

 ※季節、時期によって内容は変わります
※価格はすべて税込、2025年8月時点のものです

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